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ニジマス戦士
エル・トラウト・ザ・レインボウ
本名 | 不明 |
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出身地 | 富士宮市猪之頭芝川水系 |
好きなもの | 富士山バナジウム水、やきそば、川釣り |
得意技 | 「ぬるぬる十字固め」、「甘露ニードロップ」、 「鱒ルボンバー」 |
エピソード | ★ジャージを脱ぐとその下は・・・ ★湧き水ブラザーズ1号、2号とは相性もよく、トリオ・マス・パンチョスというタッグを組みたがっている。 |
ニジマス戦士 エル・トラウト・ザ・レインボウ列伝
レインボウのふるさとは静岡県富士宮市の麓のとある養鱒場。きれいな湧き水が流れ、食べ物にも困ることない優雅な生活を送っていた。仲間もたくさんいたし、彼女も出来て、なんの不自由も無かったものの、いつも何か、疑念が頭に渦巻いていました。
「日本は今きびしい時代に入っている。こんな生活をしていても良いのだろうか・・・。」
何をすれば、何が変わるのかはわからない。しかし、レインボウは明日の日本、富士宮の将来を担うために何かしなければならない、と一人密かに決心をしたのでした。
「この鱒池から出よう。そして大海に出て修行しよう!」と・・・。
親方も寝静まった、満月が富士山を照らす夜、レインボウは一人、脱走を決行。長い鱒池暮らしで、池の構造は熟知していた。目の前に広がる巨大な水門。今までは風景の一つでしかなかった。しかしこの夜ばかりは運命のゲートとして、いつも以上に大きく、重く見えた。仲間や彼女の事も頭をよぎり、ウロコも震えました。
「一歩踏み出さなければ、何も変わらないっ・・・」
彼は水門のスキマから飛び出すと、鱒池の用水から芝川・富士川を経て駿河湾へ、その勢いで大海原を駆け巡り、ついにメキシコ湾に到達。「もう一息!・・・」と思った矢先、レインボウは巨大ハリケーンにみまわれ瀕死の痛手を負ってしまいました。
幸い、その時メキシコプロレスの英雄「タコス・アミーゴ」に救われ、死線をさまよいながらも一命を取り留めたのです。タコス・アミーゴは、伝説の富士山の麓からやってきたというこの若鱒との出会いに運命的なものを感じ取り、回復したレインボウにプロレスの基本をみっちりと教えこむと共に、自然が作ったピラミッド「富士山」の偉大さと底力について説いて語りました。
レインボウは誓いました。 「私が生まれたのも富士山の恵みがあったからこそ。これからの私の生涯は富士宮のために尽くそう」と・・・。
5年の修行を終えたレインボウは再びふるさと富士宮に溯上。さらに、2008年12月、宮プロの石川代表が「陣馬の滝」へ川釣りに出かけた際、釣りあげられ富士宮プロレスのまちづくり戦士として活躍することになったのです。
2009年5月15日。いよいよやってきたこの日。『共に愛するこのまちを盛り上げよ~!マッチ』で、
レインボウは沼プロのヒラキングと対決されると期待されたが・・・
お互いの話が進むうちに意気投合してしまったのです!タッグを組んでエンペラー・ド・アサギリ&駿河永悟と対戦。お魚コンビのぬるぬるでアサギリ・永悟を苦しめるも、エンペラーラリアットで敗退してしましました。
しかし、頂上決戦で再戦。全員対戦のバトルロワイヤル。最後はジャーマンスープレックスホールドでレインボーが勝利し、初の王者となることができました。
ニジマスは、2009年6月1日、富士宮の市の魚に制定。さらなる箔、いや、さらなるウロコをつけ、名実共に地域に愛され、頑張る戦士として、新たな伝説がスタートしました。
「人も、鱒も、変われる・・・」
そう気づいたレインボウ。一歩踏み出すことができた今、以前にもまして、迷いはなくなったのでした。
「このまちで一歩前に出る元気と勇気を与えるために私は生まれてきたんだ・・・」
己の使命に気づいたレインボウはさらに鍛錬を重ねていきました。そして2010年、芝川の英雄、竹王ことバンブーキングと共に、ヘルベルズの怒赤竜&フホートーキーといよいよ戦うことになったのです。
私は帰ってきた・・・。 |
ニジマスフォールに入るっ |
ぬるぬる十字固め |
豆まきにて. |