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エンペラー・ド・アサギリ

 

高原の神秘
エンペラー・ド・アサギリ

本名 不明
出身地 富士宮市根原付近
好きなもの 牧草(基本的にベジタリアン)、時々穀物も食べる
得意技 「ステーキバスター」、「エンペラーラリアット」、

「霜降りアタック」、
「牛歩戦術」、
「ギューロック」、
「ギュースジ固め」、
「ブルネルソン」

 

 

高原の神秘 エンペラー・ド・アサギリ列伝

 朝霧高原には一年中謎の霧に包まれた洞窟があった。洞窟の暗闇がその霧を吸い込むかのよう渦巻いていたため、人々は「山の穴」と呼んでいた。穴からは、様々な恐ろしい叫び声、怒声が聞こえており恐れられていた。ただ、朝晩になると必ず「ン・も~っ」という牛の声も聞こえていたが、誰もその姿を見たものはなく、洞窟が恐ろしく見に行くこともできなかった・・・。

 朝霧高原!それは静岡県富士宮市の北部、富士山の西麓に位置する高原である。標高七百~千メートルに達する冷涼な高原地帯で、古代は源頼朝が巻狩りを行い、戦中は旧陸軍少年戦車兵学校の演習場として使われていた歴史もある。戦後、国の農家創設施策が開始。主に長野出身の青年たちが入植し、血のにじむ努力で開墾し、農業・酪農と取り組んだ情熱が実を結び、今日、全国的にも有名な一大酪農地帯として発展してきた。

 酪農がようやく軌道に乗りかけてきた頃、朝霧で奇っ怪な事件が起こるようになった。
 「おらんちの牛が突然いなくなっちまった!」
 「おらんちもだ!」
酪農家たちは原因もわからず、困惑した。
 しかしある日、富士山の頂上から一筋の光の帯が、山の穴付近の霧に注ぎ込まれ巨大な黒牛が姿を現した。黒牛は神隠しにあっていた牛たちを嗅覚で捜索し救出。朝霧の開拓者たちは感謝し、彼を「皇帝牛」と呼び守り神として祀った。以来「皇帝牛」は生き神として人々の開拓事業に協力し富士山西麓地区を守っていた。

 力強く、優しい皇帝牛は村の子どもたちにも愛され、も~も~おじさんとして親しまれた。
 「おらたち牛は、口でかんで、胃に入れてを何度も繰り返さないとおまんまくえないだ。おみゃーたちも、ちゃんと良くかんで、感謝しながら食うだぞ。」
 「はーい、おじさん!」
皇帝牛は「食」には何か特別な想いがあるようで、他人の子でも食事を粗末にする子にはびしっと叱る、人格者、いや、牛格者であったが、彼の経歴は謎のままであった。

 ある年、月の無い8月の夜、天の川を眺めていた「皇帝牛」に、荒々しく不気味な竜が空から迫ってきた。
 「ん?おみゃー怒赤竜か?」
 「フォォォォ、皇帝牛よ、また我と手を組んでこの世界を支配してみぬか?お主の力と、我の力を合わせればたやすい・・・。」
 「おらは、フォガトゥン・ジャイアントの親友だけん、そりゃーむりだら!」ときっぱり断った!「後悔しても知らぬぞ・・・」
怒赤竜は言い放つと大沢崩れに向かってまた飛び去っていった。
 「こりゃ、やびゃーな」

 皇帝牛は危機感を感じ、怒赤竜の悪事を止めるため、過去に封印したプロレスの技を、もう一度復活する必要があるな、と考えた。そう、皇帝牛はその昔、格闘家であった!しかし、ブランクは長く、体もなまっていた。皇帝牛は連日牧草を刈り、肥料を運び、足腰を鍛えていった。訓練には村人たちも協力してくれた。しかし、中途半端な力では怒赤竜は倒せぬ、かといって完全に鍛え直すには時間がかかる。その間にも奴は大沢を崩し、人々に迷惑をかけ続けるだろう・・・。

 皇帝牛が悩んでいた矢先、2008年12月、富士開拓農協で牧草を刈っているところに、『富士宮プロレス』ハヤブサ事務局長が訪ねて来た。
 「探しておりました。一緒に戦って頂きたいのです。」
 「おらぁ、体がなまっちまったけん、まだ鍛えにゃ・・・」
 「時は今しかありません。今、宮プロに続々と、怒赤竜と戦い、子どもたちに勇気をあたえ、未来を創る仲間が集まっております。メキシコじこみのレインボー、軍師グレート・ザ・KANSUKE、湧き水ブラザーズ・・・皆の力を合わせれば・・・。」
 「なんと!ジャイアントの息子たちもか!?良かった、生きてたのか!?良かったぁ・・・皆と心を一つにすればなんとかできるかもな!」
 決心したエンペラーは戦いの場をリングに置き換えることを約束したのであった!

 出発の日、開拓村の村長が名前を贈ってくれた。
 「『エンペラー・ド・アサギリ』と名乗ってみてはどうだら?遙か昔この地を守った勇者の伝説の称号だ。」
 「うわぁ!かっこいい!」
子どもたちも喜んだ。
 「ありがちゃーが、おらには名前がでかすぎるら・・・」
 「んにゃ、その称号を名乗る資格が十分あるさ。力じゃねえ。勇気ある者の称号だ。あんたの一歩が、みんなの安心安全の未来をつくる元気になるじゃねえかな。」
 努力家で情に厚い朝霧開拓の村人たち、元気な子どもたちに見送られ、エンペラー・ド・アサギリは怒赤竜の謀略を阻止する為に旅だった。

「ん、もう~!いざ!富士宮!」

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